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8/19更新
Pfeiffera monacantha
プフェイフェラ・モナカンサ
4号吊り鉢
一見するとリプサリス。
しかし、その正体は少し違います。
ボリビアからアルゼンチン北西部に分布する、南米原産の着生サボテン Pfeiffera monacantha。
古くは Rhipsalis monacantha として記載され、その後 Acanthorhipsalis、Lepismium と属を渡り歩き、分子系統解析によって現在の Pfeiffera へと整理されてきた、なかなか複雑な分類史を持つ植物です。
枝は扁平から3稜状。
縁にはギザギザとした鋸歯が入り、アレオーレからは細い棘を伸ばします。
柔らかな枝姿のリプサリスとは少し違い、
「葉のような枝に、ちゃんとサボテンらしい棘がある」
このアンバランスな姿が本種の大きな魅力です。
成長すると枝は長く伸び、やがて吊り鉢から外へ溢れるように下垂していきます。
そして開花すると、枝の側面に現れるのは約1.5cmほどの小さな花。
色は白ではなく、蝋細工を思わせるオレンジ色。
緑色の枝と棘の間に、小さな橙色の花が灯るように咲く姿は、一般的なリプサリスとはまったく違った雰囲気があります。
さらに結実すると、果実もオレンジから橙赤色へ。
花から果実まで暖色で繋がる、少し珍しい森林サボテンです。
ちなみに種小名の monacantha は「一つの棘」を意味しますが、実際にはアレオーレから複数の棘を出すこともあります。
そして、この植物のもうひとつ面白いところ。
見た目も、かつての分類も、かなり「リプサリス的」。
しかしDNAを調べると、本物の Rhipsalis とは別の系統に位置することが分かりました。
リプサリスの姿をまとった、別系統の森林サボテン。
「着生形への適応による形態的収斂。」
吊り鉢として枝姿を楽しむだけでなく、着生サボテンが辿ってきた進化や分類まで楽しめる一鉢です。
4号吊り鉢での販売です。
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