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9/2更新
Rhipsalis pentaptera
リプサリス・ペンタプテラ
和名は、手綱絞り。
アメリカでは、ペンシルカクタスと呼ばれています。
数あるリプサリスの中でも、ひと目で「何だこの枝?」となる個性的な原種。
最大の特徴は、明瞭な稜を持った立体的な茎。
多くのリプサリスに見られる丸い紐状の枝とは異なり、本種は主に5〜6本の稜が走り、断面はまるで小さな星型のような姿になります。
しかも枝はただ真下へ垂れるのではなく、株元から外側へ弧を描くように伸び、その先からさらに枝を重ねていきます。
育ち込むほど、吊り鉢の中に複雑な立体構造が出来上がっていくタイプです。
原産地はブラジル・リオデジャネイロ州。
湿潤な森林環境に生育する着生サボテンで、リプサリスの一大中心地であるブラジル大西洋岸森林を背景に持つ種です。
開花すると、特徴的な稜の間から小さなクリーム色の花を咲かせます。
花弁の裏側にはほんのり赤味が入り、開花後には白い果実をつけます。
そして面白いのが、その分類上の立ち位置。
外見だけを見ると、Rhipsalis paradoxa 周辺を思わせる「いかにも多稜系」の姿ですが、分子系統では R. lindbergiana などに近い系統に位置づけられています。
見た目はゴツい。でも、ちゃんとリプサリス。
細い枝が滝のように垂れるタイプとは一味違う、茎そのものの造形を楽しみたい方におすすめしたい森林サボテンです。
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