Ｃｈａｐｔｅｒ１　挿し木の楽しさ

森林サボテンの挿し木の方法

①葉状茎などを、火で炙った刃物でＣＵＴ、または手で折ります。

・細くなっている部分で切り離すと、その後の成長により草姿が整いやすいです。

・刃物を火で炙る、手で折るのは、ＶＩＲＵＳ対策です。

・ちなみにサボテンのＶＩＲＵＳはSchlumbergera属から分離されたとかなんとか？？

②ワックスを塗布しましょう。

・グリンナーをお勧めいたします。使用すれば、挿し穂に問題が無い限りほとんど活着します。

・併せて、発根するであろう部分に発根剤を塗布するのもgood。

③日陰に放置

・品種によっては強い日差しに曝した方が発根が早くなるものもありますが、日陰でゆっくり発根させる方が安全です。

・湿度は高い方が発根が早くなりますが、風通し良く保管する方が安全です。

・パーライト等を使用すると確実性は高まります。但し、腐る苗が出てきますが・・・。

④発根を確認したら、鉢上げして、日陰で養生します。

・早い時で1週間、遅めで1か月ほどで根が生えてきますので、鉢に植えてあげましょう。

・まれに、花芽がつく事があります。ですが、そのまま開花させてしまいますと株が弱りますので、悲しいところではありますが摘んでしまう方が無難です。